2010年3月22日月曜日

Ms. からす presents 関西遠征レポ

おきばりやすさま みなさま>

昨日 京都の紬の会(よね吉さん三三さん)へ行ってまいりました。まだ 大した収入もないのにあんまり道楽が過ぎるので 親が怒って 二度と関西方面へは落語を聴きに行くな といわれて反省しておりますが、、、。

最初は『座談会』とめくりに書かれていて 落語はやらないのかな?とどきっとしていたのですが 後で一席ずつ演じてくださいましたよ。

座談会では 司会のお能の片山伸吾さんがお好きだというだけの理由で お二人をお呼びしたんです という話から よね吉さんが「今は三三さんは吉弥兄いとよく二人で活動してるけど 最初につば付けたんはぼくですよ」なんて普通のトークで始まりました。後のほうになって 江戸と上方の落語の違い 何で江戸の前座さんや二つ目さんはぐっと笑いをつかみにいかないのか?とか どうして江戸落語では話の終いに「どんどん!」という太鼓が入らないのかなどという 話になってきました。

トークだけでも十分面白くて 40分のはずが1時間20分喋っていたとか、、、。

お待ちかねの落語は よね吉さんが『愛宕山』 三三さんが『五目講釈』。

愛宕山は吉朝師匠のととてもよく似てて それだけでも上手いなあと感心してたんですが 山登りの「愛宕山坂~」と歌いながら だんだん息が切れてくる辺りのよね吉さんらしさとか 広い能楽堂を縦横無尽に使っての小判探しが楽しかったです~。特に 邪魔や邪魔やと言うていたお能の柱を木に見立てて ゆさゆさ揺すっている姿は 名(迷?)演!
力いっぱい演じておられました。

三三さんの五目講釈は 講釈師の真似事をする若旦那の話ですが 赤穂浪士の話がいつの間にか清水の次郎長の話になったり那須与一の話になったり これまたすべるような話術で大爆笑でした。

お能の舞台から落ちられた方って結構いるんです という話が出ていたので 後に三三さんが「よね吉さんも落ちればよかったのに。そしたら「おーい 怪我はないかー」って呼びかけてやったのに」って、、、(^_^;)

ということで 4月2日の前の抜け駆け観戦でしたが レポートお届けしました~。 

(で 江戸と関西の「粋」の違いとはなんだったのだろう、、、?)



投稿者: からす 、ブログ名: 桂よね吉ファン倶楽部横浜支部、日付: 2010年3月22日10:19

1 件のコメント:

YonekichisanOkibariyasu さんのコメント...

からすさま

楽しかったようでなによりです
早速レポをありがとうございました!
コピペしてUPさせて頂きました

からすさんがお留守の間
横浜は物凄い暴風でしたよ
シャッター=雨戸が揺れて窓ガラスが割れるのでは?
とヒヤヒヤしました


>みなさま
お茶会のUPまだでごめんなさいねー
ちょっと待っててねーーー